オリジナル下敷きの品質にこだわる訳

おはようございます。下敷き印刷の青山グラフィックです。

地元のある団体にオリジナル下敷きをご提案して、

数か月たったある日、

いつの間にか出来上がった下敷きを見る機会がありました。

前任の担当者が、ネットで調べて弊社より安いという理由で

別の業者に頼んだとの事でした。

今後の事を考え、1部をお借りして検討してみました。

透明のOPP袋に入った状態で見た時は、

見た目にはきれいで、何の問題も無く見えました。

袋から開けてみると、

四方の断裁面が綺麗に断裁されていない事が確認できました。

角丸の所も、同じように

角Rが規則的に加工されていないようでした。

弊社では、数年前にラミネートフィルムを200μから

250μに厚さを上げた時期があります。

その時問題になったのが、断裁面でした。

今回の他社様が作られた下敷きのように

断裁面が綺麗に行かない事が判明しました。

そこで断裁機メーカーに相談をして、

厚くなった下敷きを綺麗に断裁できる断裁機を購入。

また、それに対応する断裁の刃も、

特殊な加工を施してより綺麗に断裁できるように

テストを重ねて現在に至っています。

首都圏の広告代理店様から、

定期的に販売用の下敷きの

ご注文をいただいている弊社にとって、

断裁面が波打っていたり、

ラミネートが欠けていたり等の状況は、

決定的なクレームと考えています。

一方、今回のようにエンドユーザー様が

この品質なら価格が安い方が良いと判断される

ことを再認識しました。

安さ第一の昨今の印刷業界。

弊社の品質にこだわる体質が

生きづらい環境になっているのも事実です。

それでも弊社は、品質にこだわります。

何故なら品質に対して評価をいただいたお客様は、

弊社より高品質で且つ価格が安いところが出てこない限り

弊社をご利用いただけるからです。

社員の生活を守り、末永く会社を維持発展させるためには、

この方法が一番と考え、今後も継続していきたいです。

高品質な下敷き制作を求めて、

これからもお客様の声に耳を傾けながら、

品質重視の下敷きを作り続けて行きたいと思います。

下敷き印刷の青山グラフィック